ドラムロールが鳴り響く

親戚の形見分けに貰った赤い着物を
和裁教室の先生にコートに仕立て直していただいた。
裾の雪の結晶のような模様が素敵だから生かすように柄合わせをしてもらって
和裁のひよっこの私では到底理解できない謎技術でおばあさんになっても着られる落ち着いたコートが出来上がった。
私の裄が長くて足りないから足し布してあるんだけど
スパッと直線にはぎ合わせるのではなく波線にはぎ合わせてあるから
一見すると元からそういう反物みたいに見える。
表の画像。
左胸のところにはぎ合わせて黒の布地がパイピングされている。
これで前と後ろの模様が絵羽になってるらしい。
あと両袖の袖口のところに前述した裄出し用の黒い別布。

裏の画像。

右背部に黒の布地のパイピングこれも同じく絵羽にするためにはぎ合わせ。
なんかもうよくわからない。
単純にこういう柄合わせの計算ができるってすごいと思う。

表側裾の模様詳細。

左袖と柄合わせの処理の詳細。


洗い張りもしてもらって
裏地も新しいものをつけてもらって
肝心のお値段は…。
再来週のお稽古の時に発表となります!
先生に何回聞いてもはぐらかされるし
素人目にもすごい技術だってわかるからお値段が気になる。

先生的にも大満足の仕上がりらしく
和裁教室の生徒さんのみならず
着付け教室の生徒さんにもお披露目してたと
仲良くしてもらってる人に聞いた(●´ω`●)
いっぱい着て宣伝してねということなので
まだ着るにはちょっと早いから
ここで宣伝しておきます。
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着るの楽しみ。
早くもう少し涼しくならないかな。