二月の曲

職場ではいつもラジオがかかっている。
推し曲みたいなのがあるらしく
きっと愛は不公平だとかいうキモい曲が二月のそれ。
振られた男が別れた女はもう知らない男の腕に抱かれて眠っているのだろうとか
二人で買ったテーブルがどうのとかほざく曲なのだが
不公平とか思う時点でそれは愛とかじゃなく独りよがりなのでは?
とか思って苛つく日々も今日で終わりの筈。
愛というものは無償であり
自己を犠牲にするものだと思うので
一方の愛が少ないとか多いとかそんなことすら考えないものだと思ってたから
この作詞者の考える愛とかいうものの矮小さに驚いた。
こんなクソみたいな曲でもこんなにいっぱい流してもらってお金入って来ていいなー。
私も時々曲が降ってくるのですが
音楽的な教育は受けてないので右から左に受け流す感じですぐ忘れます。
こんな糞味噌言ったけどまあ私も誰かを愛したことなんてない。
愛するに値する人ってこの世にいるんですかね。
史実のキリストとかかな。
仏陀は家族を捨ててるのでギリ無理。